ブログを書くために港へ行き、温泉のすばらしさを知って帰ってきた

航海士ブロガーの春(oharu789)です。

 

超絶インドアな私ではあるものの、どうにかブログ記事を書くためにチェキを携え港へ行ってみることにした。

 

 

 

 

今回は徒然なるままにその記録を綴っていく。

 

 

いざ、港へ

朝5時の商店街

家を出たのは朝の5時だった。

まだ日が出ておらず真っ暗だった。

 

行先はさっき千葉の勝浦港に決めた。

理由は行ったことがないからだ。

 

調べてみると、思っていたより遠い。

 

 

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東京駅から鈍行で2時間半くらい。

外房に沿って行くからわりと時間かかる。

 

近所の商店街に入った。

右を向くと

 

オエーーーーーーーーー

 

と吐いているおっさん。

 

全然すがすがしい朝じゃない。

 

 

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早朝の電車

駅に着くと、わりと人でいっぱいだった。

朝まで飲んでい集団のようだった。

 

アルコールの混じった空気を感じながら、吐瀉物という名のトラップをよけて歩く。

朝ってもっと爽やかなものだと思ってた。

 

 

おじさん

電車に乗って気づいたが、マスクをしてくるのを忘れた。

世間はコロナウイルスの話題で持ちきりだというのに。

 

応急処置としてジャケットの首元に顔をうずめる。

あ、なんかこれ早朝に電車に乗ってる人っぽい。

 

隣に座ったおじさんがさっきからかなりの回数鼻をすすっている。

まじで無限回数鼻をすすってるから正直かなり気になってしまう。

 

こういう人に遭遇するといつも

 

(くるか……?くるか…………?)

 

ズッ

 

(きたーーーーーーーーーーー!!)

 

とか心の中でやっちゃうくらいそのことが気になってしまう。

そんなことをしながら乗り換え駅に着く。

 

 

安室奈美恵事変

電車に乗り込むと、車内に流れる安室奈美恵。

相変わらず奈美恵らしくアップテンポでキレのいい曲だった。

 

音の方向に視線を向けると爆睡中の姐さん。

奈美恵は姐さんのハンドバックの中で歌っているに違いなかった。

 

普段なら「早く消してくれないかなあ」なんて思う私だが、この日は何か違った。

前日から一睡もしていなかったからだろうか。

ノリノリの奈美恵が私を鼓舞してくれているように感じていた。

 

電車の外から朝日が差し込んで体を照らす。

イヤイヤながらも早朝から港へと足を運ぶ私を太陽は称えていた。

 

チッ

 

時が止まる。

え?今、隣の人舌打ちした?

 

できるだけ自然に右を見た。

ちょっとふくよかな30代くらいの女性が明らかにいらだっていた。

 

奈美恵にいらだっていた。

 

すごい自分に浸ってたけど一気に現実に引き戻される。

人がイライラしてるのを見るとすごく冷静になっちゃうのってなんでだろう。

 

電車が止まる。

女性は車両を移動したいのか席を立った。

 

そして、爆睡する奈美恵姐さんに向かって

 

 

「うっせーんだよ!!」

 

 

と言い、去った。

 

姐さんはその声で目を覚まし、奈美恵を流しながらふらふらと電車を降りた。

 

朝だなあ、と思った。

 

 

人が減っていく車内

勝浦に近づくにつれて、人が減っていった。

喧騒から解放されていく。

 

やっと旅っぽくなってきた。

思えば一人で旅するのは3年ぶりだった。

 

あのときは海外へ行って初めて陸路で国境を越えて、周りの人がやったことのないことをやって誇らしい気分だった。

私はその思い出をこれまでずっと鮮やかなまま心に抱いてきて、今でも人がやったことのないことをしている気でいた。

 

一方で、そんな自分を少し憐れに思っていたのだと思う。

だからこそ、ブログを書くことを始めたのだ。

 

一人旅は移動時間が長い。

その分色んなことに思考を巡らせることができる。

 

そういう意味では、よく見かける傷心沖縄旅行とかもバカにできない。

 

 

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それっぽい写真を撮ろうとしたもののぶれる。

 

 

勝浦到着

朝ご飯を求めて

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やっと勝浦に着いた。

お腹がすいたので写真を撮りながら店を探す。

 

 

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勝浦はひな祭りが有名らしい。

 

 

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観光案内所の壁にある市内マップ。

 

 

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港町の風景。人が少ない。

 

 

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そして見つけたのがここ「やまご食堂」。

大通りに面しており、非常に目に入りやすい立地にある。

 

中に入ると既に2組が朝ご飯を待っていた。

 

席に座ると優しそうなお母さんが温かいお茶を持ってきてくれた。

お茶やコーヒーはセルフサービスで飲み放題みたいだ。

 

お茶をすすると既に潮風に負けそうになっていた私の心にじんわりと染みわたった。

 

 

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メインメニュー。

この他に店内にもメニューが貼られていて、焼き魚定食は1000円ちょっとで食べられるようだった。

 

少し悩んで、刺身定食を注文する。

1621円と豪華な朝食だが、港町といったらやはり刺身だろう。

 

そして出てきたのがこちら。

 

 

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なんかすごい大きな貝殻に乗って出てきた。

その見た目のインパクトにも驚いたが、刺身の量すごくないか?

 一人分ですか、これ。

 

大好きな貝をひとくちパクリ。

 

おいしーーーい!

 

美味しすぎる。ぷりぷり。

これぞ港町で食べる刺身。

 

味噌汁ものりが入っていて美味しい。 

漬物もちょうどいい。

 

食べ進めていると冷たい刺身が鼻水をさそう。

おでかけにはやはりハンカチティッシュは必須である。

 

 

遠見岬神社

朝食を終え、街を散策することにした。

歩いていると、遠見岬(とみさき)神社があった。

 

 

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すごい光ってるけど外観。

3月にはこの長い石段に数多くのひな人形が飾られるらしい。

 

石段を上ると港町を眺めることができる。

写真映えする。

 

遠見岬神社は、房総を開拓した忌部氏の指導者である「天冨命(あめのとみのみこと)」をお祀りしているんだそう。

 

 

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「勝浦」という地名は、阿波国(徳島)から房総半島に移住しこの地域を開拓した勝占忌部の名に由来すると伝えられている。

そのため、徳島にも「勝浦町」があるらしい。

 

 

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木々や花々に囲まれて気持ちよかった。

 

この時点で11時半くらいだった。

正直、私は疲れていた。

 

一睡もぜずに早朝から港へ来て、食欲を満たし目的の写真も撮った。

 

もう良くない?

 

となっていた。

 

いやでもさすがに午前中に帰るのはどうなんだろう。

せっかく長い時間かけてきたのにもったいなさすぎやしないか。

 

とりあえずどこかでひと休みしたい。

そうだ、温泉はどうだろうか。

 

調べてみると、隣駅の鵜原に良さそうな温泉があることを知った。

よし、鵜原駅に行こう。

 

というわけで、駅へ向かった。

 

 

何故かたどり着いた安房小湊

どうして…

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鵜原に行くつもりが、安房小湊に着いていた。

寝不足って怖い。正常な思考が奪われる。

 

どうやら特急に乗ってここまで来てしまったようだ。

でも来てしまったものはしょうがない。

 

「安房小湊 温泉」

 

で検索するとあった。

吉夢(きちむ)という旅館で日帰り温泉が可能らしい。

 

駅から海沿いに歩いて20分ほど。

ゆっくりと歩いていく。

 

 

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あった。

 

 

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館内は昭和の香りを漂わせながらも清潔だった。

フロントで日帰り入浴をしたい旨を伝えると利用開始時間は13時半とのこと。

一時間ほど余裕があったので近くを散策する。

 

 

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無料開放されている足湯がある。

 

ちなみにちょっと休憩できるようなカフェは見つけることができなかった。

できるかぎり時間通りに来ることをおすすめする。

 

 

スリリングな温泉

時間きっかりに吉夢へ行った。

 

日帰り入浴の支払いは売店でするらしい。

利用料の1200円を支払うと、浴衣とハンドタオルの入ったバッグを渡された。

 

温泉は、9階と10階にある。10階が露天風呂だ。

私は温泉に入るといつもすぐにのぼせてしまうため、9階で浴衣に着替えた後すぐに上の階の露天風呂を目指した。

 

女湯の戸を引く。中へ入る。

すごい。これは絶景だ。ガラスの向こうに真っ青な安房小湊の海が見える。

 

すごくはっきりと堤防が見えていた。

見えすぎていた。堤防の上で釣りをする人々が見えすぎていた。

 

釣り人の服装がすごくはっきり見える。ということは私も彼らから見えている。

なんてスリリングなんだ。

急に怖気づいた私は静かに内風呂へ向かった。

 

こういうとき冷静に対処してしまう自分をどうにかしたい。

もっと人生暴れてもいいんじゃないのか。

 

ああ、無常。

 

ちなみに内風呂も露天風呂並みのスリリングな絶景だったが、中が暗めなので外からは見えていなさそう。

窓に面した長細い浴槽で場所によってお湯の温度が異なるので、長く浸かっていられる。

 

ちなみにかなり気持ちよかった。

脱衣所の洗面所には化粧水や乳液が備え付けられているので、手ぶらでも十分に温泉を楽しめた。

 

 

帰路

そして再び安房小湊駅へ

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汗を洗い流しすっきりした私は14時半に吉夢を出た。

美しい景色を眺めると、ああやっぱり海すきだなあなんて思う。

 

潮風は苦手だけれど、日帰り温泉ならいいかもしれない。ハマりそう。

昼に帰宅するのも私にはちょうど良かった。

 

朝から歩き回って色々考えてたけど、温泉入ったら全部忘れた。

メモとる習慣をもっと身に着けよう。

 

 

結論

海苦手な奴は温泉へ行け